第74回定期総会を開催
熊本県町村会は3月26日(金)午後2時から、熊本市のホテル日航熊本で第74回定期総会を開催した。今回は、新型コロナウイルス感染防止のために例年に比べ縮小、簡略化した形で議事が進められた。
総会には県内31町村の全町村長らが出席。竹﨑一成副会長(芦北町長)の開会宣言に続いて荒木泰臣会長(嘉島町長)があいさつ。
「コロナ禍は町村を取り巻く環境を、これまでになく厳しいものにしましたが、人々の価値観や働き方改革をはじめとした生活のありよう、社会の姿の大きな変容を迫りました。今まさに地域の多様性を生かした地方分散型の国づくりが求められています」と地方創生の重要性を訴えた。
続いての全国町村会表彰では、上田泰弘美里町長(公選3期)。熊本県町村会表彰では、優良町村として嘉島町、益城町、多良木町の3町、自治功労者として竹﨑一成芦北町長(公選8期)、前田移津行玉東町長(公選6期)、日置和彦西原村長(公選4期)、上田泰弘美里町長(公選3期)の4人。在職15年以上の系統町村会事務局長1人、勤続25年の一般職員155人が表彰された。被表彰者を代表して竹﨑芦北町長が謝辞を述べた。
続いて事業計画、予算、決算などの会務報告の後、会長・副会長の互選が行われ、荒木泰臣会長、竹﨑一成副会長、前田移津行副会長を再任した。「7月豪雨からの復旧・復興」「熊本地震からの復旧・復興」など県町村会提出の9議題、「道路網の整備促進」など各郡提出の19議題が原案通り決定された。
最後に「熊本地震および豪雨からの復旧・復興」「コロナ感染防止と経済対策」「持続可能な社会保障制度の確立」「TPP11や日欧EPA、日米貿易協定等に影響を受ける農林水産業への対策」など7項目の決議を採択、閉会した。
担当部署
熊本県町村会 総務課
TEL096-368-0011