町村長トップセミナーと町村長と国会議員の意見交換会を開催

熊本県町村会は、1月8日(金)午後4時から、熊本市のホテル日航熊本で町村長を対象とした平成27年度の「トップセミナー」と「町村長と県関係国会議員の意見交換会」を開いた。
 トップセミナーには町村長ら30人と県町村会、郡町村会を合わせ約40人が出席。日本在住28年の米国人で、日本のグローバル化のサポートなどを手がけるルース・マリー・ジャーマンさん(ジャーマン・インターナショナルCEO)が、「日本人が世界に誇れる美点 やっぱりすごいよ、日本人!」と題して話した。
  日本を訪れる外国人の滞在の相談など数千件に上る対応の経験を持ち、NHK・Eテレ「しごとの基礎英語」などテレビでも活躍しているジャーマンさんは、身近な日本在住外国人や訪日外国人との体験談などを元に、「日本らしさをアピールしながら、日本らしいこだわりを、良い点として外国人に理解してもらうことの大切さ」などについて講演。
  日本の寿司を外国人に食べてもらうケースでは、「外国人ははしを使うのが苦手です。ではどう対応すればいいのか。ナイフとフォークを出してあげる、では違うと思うんですね。どうすればいいのか、『手で食べてもいいんですよ』と教えてあげればいい。おすしは手で食べますよね。外国の人に合わせるのも大事ですが、それだけでなく、『ああ、それでいいのか!』『なるほど、それが日本だ』と、外国の人にわかってもらうことが大事なんです」など、自信を持って日本らしさにこだわることなどを勧め、町村長らも話しに聞き入っていた。
 セミナー終了後に開かれた町村長と県関係国会議員の意見交換会には、県関係国会議員(代理含め8人)が出席。国政の動きから、今夏の参院選へ向けての動向、各町村の現状など幅広く意見が交わされていた。


あいさつをする
荒木泰臣県町村会長

講演するルース・マリー・ジャーマン氏

トップセミナーの様子

野田毅衆議院議員

松村祥史参議院議員

馬場成志参議院議員

  

担当部署

 熊本県町村会 総務課
    TEL096-368-0011