第69回熊本県町村会定期総会を開催

熊本県町村会は3月25日午後3時半から、熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで第69回定期総会を開催した。
 総会には県内31町村の全町村長らが出席。竹﨑副会長(芦北町長)の開会宣言の後、荒木泰臣会長(嘉島町長)があいさつを述べ、「安倍政権は矢継ぎ早の改革・施策を行ってきているが、町村会としては一律ではない町村の実態を踏まえ、自治体の個性を生かすきめの細かい施策が必要と訴えている。町村長がまとまって地方分権を訴え、大都市と地方との格差を解消して、安全・安心な環境で子育てのできる住みやすい町や村を作っていかなければならない」と述べ、「町村長には状況の変化にうまく対応していくことが求められている」として、町村長の役割を町村会として強くサポートしながら、熊本の町村の声を政府などに届けて行きたいと話した。
 続いて、全国町村会自治功労者として公選3期の北里耕亮小国町長、奥名克美甲佐町長、森本完一錦町長、愛甲一典あさぎり町長、鶴田正已湯前町長、和田拓也五木村長へ表彰状を伝達。熊本県町村会表彰では、優良町村として芦北町、山江村、苓北町の3町村、自治功労者として公選3期の先の6町村長と德田正臣相良村長の7氏、勤続25年以上の一般職員114名を表彰。被表彰者を代表して北里小国町長が謝辞を述べた。 この後、来賓の村田信一副知事(知事代理)、松田三郎県議会議長、中嶋憲正県市長会副会長(会長代理)、松尾純久県町村議会議長会会長の4氏がそれぞれ祝辞を述べた。
 続いて議事に移り、県町村会の会務報告を了承。さらに6つの県町村会提出議題、20の各郡提出議題についてそれぞれ説明があり、各議題を原案通り決定した。最後に「地方創生」への取り組みや社会保障制度の確立、道州制の導入反対など5つの事項に関する決議を満場一致で採択して閉会した。
  


開会あいさつ
竹﨑副会長

会長あいさつ
荒木会長

被表彰者謝辞
北里小国町長

村田副知事

松田県議会議長

中嶋県市長会副会長

松尾県町村議会議長会長

決議
田嶋苓北町長

閉会あいさつ
前田副会長

  

 被表彰者名簿

 熊本県町村会提出議題

 決議

担当部署

 熊本県町村会 総務課
    TEL096-368-0011