令和3年度副市長村長研修会を開催

熊本県町村会は、8月16日(月)、熊本県市町村自治会館・別館(熊本市東区)
で、熊本県市長会との共催による「令和3年度県副市町村長研修会」を開催、副市町村長や自治体幹部の27人が参加した。
 

 午前の部では、新型コロナウイルスワクチンを開発中のKMバイオロジクス社長の永里敏秋氏が、「新型コロナウイルスワクチンの開発状況」と題して講演。「接種対象を若い人や妊婦を念頭に、安全性を重視した不活化ワクチンを開発している。年内にも生産設備が完成、来春には本格的な生産を始める予定で進めている」と述べた。 
 午後の部では、元外務事務次官で立命館大学客員教授の藪中三十二氏が、「国際情勢と日本外交」と題して講演。「米国は、中国を唯一の競争相手と位置づけ封じ込めを強めているが、日本はどこまで付き合うのか。台湾有事、尖閣問題など、いざとなった場合、米国は日本を守らないだろう。やはり日本自らが外交姿勢を明確にしていく以外はない」と述べた。

KMバイオロジクス社長
永里 敏秋氏
立命館大学客員教授
藪中 三十二氏

担当部署

 熊本県町村会 総務課
    TEL096-368-0011