熊本県町村会創立100周年記念式典を開催
熊本県町村会(会長・荒木泰臣嘉島町長)は、11月4日(水)午後3時から熊本ホテルキャッスル(熊本市中央区)で創立100周年記念式典を開催、県内31町村の首長や関係者ら105人が集まり節目を祝った。
第1部は、熊本県総務部長や副知事を歴任し、現総務事務次官の黒田武一郎氏が「地方行財政の展望と課題」と題して特別講演した。
講演では、地方行財政の課題として、新型コロナウイルス感染症拡大への対応と地域経済活性化の両立、防災や減災、国土強靭化などへの対応、東京一極集中の是正に向けた地方創生、地方の一般財源の総額確保、自治体デジタル化など次世代型行政サービスの推進、公共施設などの適正配置や老朽化対策、財政状況の「見える化」などを挙げ、来年度はこれら課題に取り組むための財源確保を図っていくことを話した。
第2部では荒木泰臣県町村会長が「戦後、県内303町村で再出発した県町村会は、昭和の大合併や平成の大合併を経て、現在の31町村になった。私たちは、100周年を機にさらに一致結束、連携を深めて諸課題の解決に当たり、地域の特性や資源を生かした個性あふれる地域づくりを進めていきたい」と決意を新たにした。また、蒲島郁夫知事と県関係国会議員を代表して野田毅衆議院議員が来賓あいさつした。
現職31町村長、歴代副会長6人、元町村長108人の特別表彰の後、家入勲大津町長が被表彰者を代表して謝辞を述べた。続く祝賀会では、前川收自民党県連会長の音頭で乾杯、和やかに懇談した。
担当部署
熊本県町村会 総務課
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