第73回熊本県町村会定期総会を開催
熊本県町村会は3月25日(水)午後3時半から、熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで第73回定期総会を開催した。今回は、新型コロナウイルス感染防止のために例年に比べ縮小、簡略化した形で議事が進められた。
総会には県内31町村の全町村長らが出席。竹﨑一成副会長(芦北町長)の開会宣言に続いて荒木泰臣会長(嘉島町長)があいさつ。「新型コロナウイルス感染拡大により国内外の経済の減速が、熊本地震からの復興途上にある県内経済を直撃。景気の行方だけでなく、日常生活の見通しにも不安が広がっています。私ども町村長は、新型コロナウイルスの感染防止と封じ込めに全力を上げ、安全安心な暮らしを取り戻すと同時に地域経済の支援策に取り組まなければなりません」と訴えた。この後、蒲島郁夫知事があいさつした。
続いての全国町村会表彰では、草村大成高森町長(公選3期)。熊本県町村会表彰では、優良町村として菊陽町、産山村、西原村の3町村、自治功労者として奥名克美甲佐町長(公選4期)、森本完一錦町長(同)、草村大成高森町長(公選3期)の3人。勤続25年の一般職員133人が表彰された。被表彰者を代表し森本完一錦町長が謝辞を述べた
引き続いて議事に移り、県町村会の会務報告を了承後、「熊本地震からの復旧・復興」など8つの県町村会提出議題、「道路網の整備促進」など21の各郡提出議題が原案通り決定された。
最後に「熊本地震からの復旧・復興」「地方の安定的な財政運営のための財源確保」「持続可能な社会保障制度の確立」「TPP協定や日欧EPAに影響を受ける農林漁業者への万全の対策」「広域連携の強制への反対」など8つの事項に関する決議を満場一致で採択され閉会した。
担当部署
熊本県町村会 総務課
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