令和元年度町村長トップセミナー及び新春の集いを開催
熊本県町村会は、1月10日(金)午後3時30分から、熊本市のホテル日航熊本で町村長を対象とした令和元年度の「トップセミナー」と「新春の集い2020」を開いた。
トップセミナーには町村長、郡町村会事務局長ら約40人が出席。ノンフィクション作家で評論家の塩田潮氏が、「8年目の安倍政権と2020年の政治」と題して、講演した。
講演では、現在、自民党総裁3期目の安倍首相の任期は、来年9月までだが、後継者は誰か、それとも4期目があるのか。また、首相の悲願である改憲はどうなるのか。任期4年の衆院は既に折り返し点を過ぎ、来年10月までとなった。どのタイミングで解散、総選挙となるのかなどについて語った。要旨は次の通り。
昨年の参院選で改憲勢力は、必要数を割り込んでいるうえに、公明党が慎重姿勢を崩していない。来年9月までには、とても不可能だろう。アメリカの押しつけ憲法だから改正するというのは、過去にとらわれていて、後ろ向きすぎる。やはり、社会の変化、時代に合わなくなったところは改正するというような未来に向けた目的がなければ、国民は納得しないし、ついて来ないと思うなどと話した。
セミナーの後に「新春の集い2020」が開かれ、町村長のほか、野田毅氏、坂本哲志氏、金子恭之氏、江田康幸氏、松村祥史氏、馬場成志氏(代理・摩利子夫人)、木原稔氏(代理・早田幹雄同事務所相談役)ら県関係国会議員と前川收自民党県連会長、蒲島郁夫知事らも出席。熊本地震からの復旧復興や地方創生への国の方針や予算配分などについて説明が行われ、幅広く意見が交わされた。
担当部署
熊本県町村会 総務課
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