熊本県町村会は、8月16日(金)、熊本県市町村自治会館別館で、県市長会との共催で「令和6年度副市町村長研修会」を開催しました。県内の副市町村長や自治体幹部ら40人が参加されました。
午前の部は、熊本県民テレビ(KKT)ニュースキャスター緒方太郎氏が登壇されました。同氏は福島中央テレビ記者・キャスター時代に東日本大震災での原発事故など幅広く取材。今春から熊本地震の取材で縁のあったKKTへ今春から入局し、「news every.くまもと」のメーンキャスターを務められています。「未曽有の原子力災害~あの時、地方局は」と題して、原発事故時のエピソードや教訓、地域の人々の様子などを紹介されました。
午後の部は、東京大学大学院法学政治学研究科の金井利之教授が「人口減少社会における地方自治体の役割」と題して講演されました。人口戦略会議が発表した「消滅可能性自治体」について、「人口減の中での国の地方創生事業の失敗」を指摘。「日本は世界が見習うべき先進国として、環境配慮型社会を目指すとかを志向すべきだ」などと述べられました。