第76回熊本県町村会定期総会を開催

熊本県町村会は、3月24日(金)午後3時半から、熊本市のANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイで第76回定期総会を開催しました。

総会には県内31町村の町村長が出席。竹﨑一成副会長(芦北町長)の開会宣言に続いて荒木泰臣会長(嘉島町長)があいさつ。「コロナ禍で大きく変わった日常を取り戻し、地域の人々の暮らしを守る施策を講じていくことが町村長の最大の使命」と訴えました。

開会宣言をする竹﨑副会長
荒木会長あいさつ

全国町村会表彰は、公選3期として佐藤安彦・南関町長と西村博則・益城町長の2人、また、退職町村長として公選4期の後藤三雄・前菊陽町長と日置和彦・前西原村長2人の表彰伝達を行いました。熊本県町村会表彰では、優良町村として南関町、津奈木町、水上村の3町村、町村長の自治功労者として荒木泰臣・嘉島町長(公選10期)、内山慶治・山江村長(公選5期)、佐藤安彦・南関町長(公選3期)、西村博則・益城町長(同)の4人、また、在職25年以上の一般職員ら114人が表彰され、表彰後、被表彰者を代表して内山山江村長が謝辞を述べられました。

自治功労者表彰を受ける(左から)内山村長、佐藤町長、西村町長

続いて来賓の田嶋徹副知事、溝口幸治県議会議長、中村博生市長会副会長(八代市)、上田孝県町村議会議長会長(美里町)がそれぞれ祝辞を述べられました。

田嶋知事
溝口県議会議長
中村市長会副会長
上田県町村議会議長会長

来賓祝辞後、議事に入り、事業計画、予算、決算などの会務報告が承認され、令和5年3月31日をもって任期満了となる会長・副会長の選任については、荒木会長、前田・竹﨑副会長がそれぞれ再任されました。その後、県町村会から提出の「令和2年7月豪雨からの復旧・復興」「町村財政の充実強化」などに関する要望案、また、各郡から提出された「国道・道路網の整備促進」「球磨川の抜本的な治水対策」などの要望案の審議を行い、いずれも原案のとおり決定しました。

最後に「熊本地震及び豪雨からの復旧・復興」「原油価格・物価高騰対策の推進」「持続可能な社会保障制度の確立」「農林漁業の振興による農村漁村の活性化」「デジタル社会の構築に向けた情報通信基盤やネットワークの一層の整備」など7項目の決議を採択し、前田移津行副会長(玉東町長)の宣言で閉会しました。

決議朗読を行う奥名評議員
閉会宣言をする前田副会長