熊本県町村会会長コメント(安倍晋三元内閣総理大臣のご逝去を受けて)(令和4年7月8日)

 

安倍晋三元内閣総理大臣の突然の訃報に接し、心からご冥福をお祈り申し上げます。

安倍元総理におかれましては、6年前の熊本地震、2年前の熊本豪雨の際、県内の町村を何度も訪ねられ、私たち被災者に温かい応援や励ましの言葉をかけてくださいました。偉ぶらず気さくな対応と併せて、もっとも心に残る首相・政治家であったと私たちの記憶に長く刻まれることでしょう。

かねてから「地域の元気なくして、日本の再生なし」と、地方創生はじめ地域再生・活性化の旗を高く掲げられ、地方独自の創意工夫を生かしたまちづくり・ むらづくりを全力で後押ししていただくなど、格別のご尽力を賜り、私たちとともに歩んでいただきました。心からの感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の暴挙は決して許されるものではありません。民主主義の根幹を揺るがすような事件が再び起こることとならないよう、そして国民の誰もが安心して安全に暮らせる地域社会を実現することができるよう、銃器犯罪だけでなくあらゆる暴力を社会から根絶し、住民生活の安全対策の充実・強化等を図っていくことなど、国をあげて取り組まれることを強く求めます。

 令和4年7月8日 熊本県町村会長 荒木 泰臣